シリコーンゴムの量産サービス

ニッシリはシリコーン一筋「70年」

シリコーンゴムとプラスチックの試作~量産をサポートします。

シリコーンゴム製品の量産では、製品形状、必要数量、求められる精度、使用環境、初期費用、1個あたりの単価などを総合的に考えた工法選定が重要です。

「できるだけ金型費を抑えて量産したい」
「試作から量産へスムーズに移行したい」
「数十個、数百個、数千個など数量に合った作り方を知りたい」
「品質を安定させながらコストも下げたい」

このようなシリコーンゴム量産のお悩みに、ニッシリが最適な加工方法をご提案します。

ニッシリでは、コンプレッション成形、LIM成形、押し出し成形、切削加工、プロッター加工、ウォータージェット加工など、多様なシリコーンゴム加工に対応しています。製品の用途やロット数に応じて、低コストかつ高品質な量産方法を選定し、試作段階から量産まで一貫してサポートします。

シリコーンゴムの量産でよくあるお困りごと

シリコーンゴム製品を量産する際には、次のような課題が発生しやすくなります。

シリコーンゴムは、耐熱性・耐寒性・耐候性・電気絶縁性・柔軟性に優れた高機能素材です。一方で、柔らかく弾性があるため、形状や精度、数量に応じて適した加工方法を選ばなければ、コストや品質に大きな差が出ます。

ニッシリでは、70年にわたって培ってきたシリコーン材料の知識と加工ノウハウを活かし、お客様の製品に合った量産方法をご提案します。

ニッシリのシリコーンゴム量産サービス

ニッシリのシリコーンゴム量産サービスは、単に図面通りに製品を作るだけではありません。

製品の用途、必要な数量、使用環境、求められる硬度や品質、コスト目標を確認したうえで、最適な工法・材料・金型仕様をご提案します。

試作段階からご相談いただくことで、量産時のコストを抑えやすい形状設計や、量産に移行しやすい加工方法の検討も可能です。

対応できること

製品・数量に応じて最適な工法を選定します

同じシリコーンゴム製品でも、10個作る場合と1,000個作る場合では、最適な工法が変わります。平面的なパッキンなのか、立体形状のカバーなのか、精密なシール部品なのかによっても選ぶべき加工方法は異なります。

ニッシリでは、多様な加工方法の中から、製品形状・数量・品質・コストのバランスを見ながら最適な工法をご提案します。

主なシリコーンゴム量産方法

コンプレッション成形

コンプレッション成形は、金型にシリコーンゴム材料をセットし、熱と圧力を加えて成形する方法です。

型を使用したシリコーンゴムの量産方法として一般的で、パッキン、Oリング、ガスケット、キーパッド、シール部品など幅広い製品に対応できます。

金型構造が比較的シンプルなため、射出成形に比べて初期費用を抑えやすく、小ロットから中ロットの量産にも適しています。アルミ金型を活用することで、さらに初期コストを抑えた量産提案も可能です。

こんな製品におすすめです

LIM成形

LIM成形は、液状シリコーンゴムを金型に射出し、加熱・硬化させて成形する方法です。

材料の混合から成形までを自動化しやすく、成形サイクルも短いため、大量生産に適しています。寸法精度や再現性に優れており、複雑形状や薄肉形状、高品質が求められるシリコーンゴム製品に向いています。

一方で、高精度な金型が必要となるため、初期費用は高くなりやすい工法です。ニッシリでは、必要数量や品質要求を確認したうえで、LIM成形が本当に最適かどうかも含めてご提案します。

Oリング

こんな製品におすすめです

プロッター加工

プロッター加工は、シリコーンゴムシートをコンピューター制御の刃物でカットする加工方法です。

金型を作らずに加工できるため、初期費用を抑えやすく、試作から小ロット量産、多品種少量生産に適しています。薄板のパッキンやガスケットなど、平面的な形状の製作に向いています。

数量が増える場合は、将来的に抜き型や成形へ移行することも視野に入れ、段階的な量産方法をご提案できます。

こんな製品におすすめです

ウォータージェット加工

ウォータージェット加工は、高圧の水でシリコーンゴムを切断する加工方法です。

熱を発生させずに加工できるため、シリコーンゴムの物性を保ちやすく、厚みのある板材や複雑な形状のカットにも対応できます。金型が不要なため、1個から数百個程度の少量生産でも初期費用を抑えやすい加工方法です。

このような製品におすすめです

切削加工

切削加工は、ブロック状や板状のシリコーンゴム材料から目的の形状を削り出す加工方法です。

金型が不要なため、初期費用を抑えて1個から製作できます。試作段階や少量生産、特注サイズ品、標準品では対応できない特殊形状のシール部品などに適しています。

実際に使用するシリコーンゴム材料で製作できるため、量産前の機能確認やシール性評価にも有効です。

このような製品におすすめです

低コストで量産するためのポイント

シリコーンゴム製品の量産コストを下げるには、単純に安い工法を選べばよいわけではありません。

数量が少ないのに高額な金型を作れば、1個あたりのコストは高くなります。反対に、数量が多いのに金型不要の加工だけで対応しようとすると、加工単価が下がりにくく、結果的に割高になることがあります。

ニッシリでは、次のような観点からコストを最適化します。

1. 数量に合った工法を選ぶ

数個〜数十個であれば、切削加工、プロッター加工、ウォータージェット加工など、金型不要の加工が適している場合があります。

数百個〜数千個の量産では、コンプレッション成形やアルミ金型を使った成形の方が、トータルコストを抑えられることがあります。

さらに大量生産や高精度品では、LIM成形によって安定した品質と生産性を両立できる場合があります。

2. 金型費と製品単価のバランスを見る

金型を作ると初期費用は発生しますが、数量が増えるほど1個あたりの製品単価を下げやすくなります。

ニッシリでは、量産予定数に合わせて、金型を作るべきか、金型レス加工で進めるべきか、簡易金型やアルミ金型で対応すべきかを検討します。

3. 試作段階から量産を見据える

試作時点で量産方法を考えておくことで、量産時の手戻りを減らせます。

たとえば、試作では作れても量産に向かない形状の場合、量産時に金型構造が複雑になり、コストが上がることがあります。ニッシリでは、試作段階から量産を見据えた設計・工法のご相談が可能です。

4. 材料・硬度・形状を最適化する

シリコーンゴムは、硬度や材料グレードによって加工性やコストが変わります。使用環境に対して過剰なスペックになっている場合は、材料を見直すことでコストダウンにつながることもあります。

必要な性能を満たしながら、コストと品質のバランスが取れる材料・硬度をご提案します。

高品質なシリコーンゴム量産を実現します

シリコーンゴム製品は、パッキンやOリング、ガスケットのように、シール性や耐久性が求められる用途で多く使われます。そのため量産では、寸法精度、外観、バリ、硬度、弾性、材料特性などを安定させることが重要です。

ニッシリでは、シリコーン材料に関する豊富な知識と加工ノウハウを活かし、用途に応じた高品質な製品づくりをサポートします。

品質面で重視していること

「とにかく安く作る」だけではなく、「必要な品質を満たしたうえでコストを抑える」ことを大切にしています。

対応製品例

ニッシリでは、さまざまなシリコーンゴム製品の量産に対応しています。

図面や3Dデータがある場合はもちろん、現物からのご相談にも対応可能です。標準品では合わないサイズや、既存部品の代替品、廃盤部品の再製作などもお気軽にご相談ください。

シリコーンゴム量産の流れ

1. ご相談・ヒアリング

製品の用途、数量、希望納期、使用環境、必要な特性、図面や現物の有無などを確認します。

2. 材料・工法のご提案

形状や数量に応じて、コンプレッション成形、LIM成形、押し出し成形、切削加工、プロッター加工、ウォータージェット加工などから最適な方法をご提案します。

3. 試作・評価

必要に応じて、量産前の試作品を製作します。形状、硬度、組み付け性、シール性、外観などを確認し、量産前の不安を減らします。

4. 金型製作・量産準備

成形が必要な場合は、数量や予算に応じて金型仕様を検討します。小ロットや中ロットでは、アルミ金型などを活用して初期費用を抑えるご提案も可能です。

5. 量産

決定した仕様に基づき、シリコーンゴム製品を量産します。品質とコストのバランスを見ながら、安定した製品供給を目指します。

ニッシリが選ばれる理由

シリコーン一筋70年、日本で唯一のシリコーン専門商社

ニッシリは、日本で唯一のシリコーン専門商社です。信越化学工業の正規代理店として、材料の安定調達から用途・使用環境・コストに合った材料選定まで一貫して対応できます。

「どの硬度が適切か」「どの材料グレードが用途に合うか」といった材料起点の相談ができること、そして量産時も安定した供給体制を維持できることが、一般的な加工会社との大きな違いです。

多様な加工方法から最適提案

ひとつの工法に限定せず、製品形状や数量に応じて最適な加工方法をご提案します。金型を使うべきか、金型レスで進めるべきか、小ロット向けか大量生産向けかを見極め、無駄なコストを抑えます。

試作から量産まで一貫対応

企画・設計段階のご相談から、試作、金型製作、少量生産、量産まで一貫して対応します。試作段階で得られた課題を量産設計に反映しやすく、スムーズな製品化を支援します。

小ロット生産にも対応

「数が少ないから相談しづらい」という案件にも対応可能です。数個〜数十個の少量製作から、数百個、数千個以上の量産まで、数量に合わせた加工方法をご提案します。

コストと品質の両立

安価な工法を選ぶだけでなく、必要な品質を満たしたうえで、初期費用・製品単価・納期のバランスを最適化します。

よくあるご質問

Q. 小ロットでもシリコーンゴムの生産を依頼できますか?

はい、可能です。数量や形状によっては、金型を作らずに切削加工、プロッター加工、ウォータージェット加工などで対応することで、初期費用を抑えられます。数百個以上の場合は、成形加工の方がコストメリットが出る場合もあります。

Q. どの加工方法がよいかわからない状態でも相談できますか?

はい、ぜひご相談ください。製品形状、数量、用途、希望コスト、納期を確認したうえで、最適な加工方法をご提案します。

Q. 試作から量産までお願いできますか?

はい、可能です。試作、材料選定、工法検討、金型製作、量産まで一貫してサポートします。量産を見据えた試作を行うことで、製品化までの手戻り削減にもつながります。

Q. 図面がなくても相談できますか?

現物や簡単なスケッチからご相談いただける場合があります。製品の形状や用途を確認し、製作可否や必要なデータについてご案内します。

Q. 食品や医療用途のシリコーンゴム製品も相談できますか?

用途や必要な規格、使用環境を確認したうえで、適した材料や加工方法をご提案します。食品機器、医療機器、電気・電子機器、産業機械、自動車関連など、幅広い分野のシリコーンゴム製品に対応しています。

シリコーンゴムの量産はニッシリへご相談ください

シリコーンゴムの量産では、製品形状・数量・コスト・品質を考慮した工法選定が重要です。

ニッシリでは、シリコーン一筋70年の知識と、多様な加工方法のネットワークを活かし、お客様にとって最適な量産方法をご提案します。

「まずは概算だけ知りたい」
「この形状を量産できるか相談したい」
「今よりコストを下げたい」
「試作から量産までまとめて依頼したい」

このようなご相談も歓迎です。シリコーンゴムの量産でお困りの際は、ぜひニッシリへお問い合わせください。

ニッシリのサービス紹介

ニッシリはシリコーン一筋「70年」

シリコーンゴムとプラスチックの試作~量産をサポートします。

ニッシリでは、シリコーンゴムとプラスチックのデザイン・設計から試作・量産と、川上から川下までの一貫した「ものづくり」のサポートを行っています。

3つのサービス領域

シリコーンゴムやプラスチックの製品化までの道のりを、3つのサービス領域からトータルでサポートします。

受託加工サービス

加工対象

シリコーンゴムを含む各種の樹脂材料(汎用樹脂からスーパーエンプラ、バイオプラスチックまで)や金属・ゴム素材など幅広く対応しています。特にシリコーン材料に強みがあり、信越シリコーンの特約店として長年培ったノウハウを活かしています。

加工内容

切削加工(樹脂・金属・ゴムブロック材から高精度に削り出し、試作1個から量産まで対応)、成形加工(少量向けの真空注型〈シリコーン型を用いた複製〉や簡易金型(カセット型)による射出成形、マイクロ波成形など)、3Dプリンター造形(日本に数台しかないシリコーンゴム対応機を保有)、必要に応じて接着・組立まで一貫対応します。

多様な工法から最適な加工方法を提案できるため、形状・材質・数量に応じて初期コストやリードタイムを極力削減することが可能です。

技術的特徴

自社開発の新工法「エポモールド」では転写式の樹脂型を用いることで金型費を通常の1/10に低減し、量産材料での試作を1個から実現します。日本でも希少なシリコーン3Dプリンターの保有や独自の加工技術により、製品開発リードタイムの短縮とコスト低減を両立しています。

こうした先端技術と創意工夫は70年にわたる実績に裏打ちされたものであり、企画段階からのコストカット相談など様々な要望に柔軟に対応できる点が競合他社との差別化ポイントです。

受託先の業種・用途例

大手電機メーカー、自動車・車載機器、医療機器、住宅設備など幅広い業界への取引実績があります。試作モデルから小ロット量産品まで一貫対応できるため、新製品開発時の試作・評価用部品の製造や、特殊材料を使ったパーツ加工などで多く利用されています。

例えば家電筐体の樹脂試作品、車載用ゴム部品の小ロット成形、医療デバイス向け樹脂部品試作など、用途に応じた最適加工で信頼性の高い試作・加工サービスを提供しています。

デザイン・設計サービス

構想・要件定義

商品コンセプトを最大限「カタチ」にするため、UX/UIデザインから企画立案、アイデア展開まで幅広く支援します。ユーザー体験を重視した設計思考により、市場ニーズに応える製品デザインを創出します。トレンド発掘により最新の市場動向を反映し、技術シーズの活用展開イメージを具体的に提案します。

単なる外観デザインにとどまらず、ユーザビリティとブランド価値を両立した統合的なデザインソリューションを提供し、競合他社との明確な差別化を実現します。

機構・電気設計

機構設計では小ロット商品製造から試作組立請負まで、開発フェーズに適したモノづくりを提案します。技術根拠に基づく設計提案により、組立課題も配慮した実用的な設計を実現します。

電気設計では回路設計・検証から基板AW設計・部品実装、各種試験評価・対策まで一貫対応し、EOL代替提案では設計根拠も併せて提出します。回路から基板、信頼性評価まで包括的にサポートし、品質と信頼性を確保した製品設計を提供します。

生産技術・設備設計

治具、装置、設備の設計からプロダクションまで、チーム体制で包括的に支援します。装置・設備デザインでは機能性と効率性を両立し、協業先連携による納品まで含めた立上げフルサポートを実現。生産現場の課題を深く理解したエンジニアが、実用的で信頼性の高い生産設備を設計します。

量産化への落とし込み設計では、製造工程の最適化を図り、コスト効率と品質の両立を追求。設備投資から運用開始までの全工程をサポートします。

紙図面からの3Dモデリングサービス

3D化の対象図面

紙の製品図面や古い2D CAD図面など各種の2次元図面を対象に3Dデータ化サービスを提供しています。

過去に作成された手書き図面・ブループリントや、現行製品の組立図・部品図なども3次元モデルに再現可能です。社内に眠る古い図面資産をデジタルデータ化することで、有効活用や保全が図れます。

使用CADソフト・3Dモデリング技術

専門の設計者が3D CADソフト上で寸法公差まで正確にモデリングを行います。自動変換では拾いきれない細部も人手で調整し、元図面どおりの形状を忠実に再現します。特に干渉や組立を考慮したモデリング技術を持ち、必要に応じて組立体全体の3D化も実施可能です。

使用するCADソフトは内容に応じて適切なソフトを選定しており、完成データは汎用的なSTEP/IGES形式やSTL形式など希望のフォーマットで納品されます。

納品データ形式・成果物の特徴

完成データは3次元CADデータとして納品され、これにより3Dプリンター造形やNC加工による試作が容易になります。また3Dデータから新たに図面を起こすことも可能で、部品リストの自動生成や質量・体積計算など様々な解析・資料作成にも役立ちます。