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  • 2025年12月16日
  • 更新日:2026年1月7日
  • 紙図面3Dデータ化サービス

製造業の設計現場では、紙の図面を大量に保管しているケースが少なくありません。しかし紙図面には、経年劣化や紛失・破損のリスクが常につきまとい、必要な図面を探したり読み解いたりするだけでも多くの手間と工数がかかります。

設計変更のたびに手作業で修正しなければならず非効率である上、取引先から製品の3D CADデータ提供を求められても紙図面しかなく対応できない、といった課題も生じがちです。その結果、図面のDX(デジタルトランスフォーメーション)が遅れればビジネスチャンスの損失につながる恐れも指摘されています。

こうした課題を解決するソリューションが、ニッシリが提供する「紙図面3Dデータ化サービス」です。同社は紙の図面を3D CADデータへ変換するサービスを通じて、古い紙図面を「未来の資産」に生まれ変わらせることを提案しています。紙図面しかない部品や装置についても、高度な3Dモデリングによりデジタルデータ化し、設計業務の効率化や図面資産のDX化に貢献するサービスとなっています。

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サービス提供の流れ

「紙図面3Dデータ化サービス」は次のような流れで提供いたします。

①無料見積り
まずは図面の点数や内容をヒアリングし、費用と納期の見積りを無料で提示します(お見積り無料)。

②図面のお預かり
原本の紙図面やスキャンデータを預かり、3D化の対象とします。必要に応じて機密保持契約(NDA)も締結します。

③3Dモデリング
専門の技術者が、預かった図面から3D CADモデルを作成します。寸法や形状を正確に再現し、必要に応じて設計意図も反映します。

④データの確認・修正
完成した3Dモデルを依頼主に確認してもらい、誤りや不足があれば修正対応します。紙図面の内容と相違ないかを綿密にチェックし、クオリティを担保します。

⑤納品
最終確定した3Dデータを依頼主に納品します。希望のデータ形式で提供されるため、受け取った後すぐに社内外で活用可能です。

対応図面の種類

本サービスでは、 あらゆる種類の紙図面 に対応可能です。例えば以下のような図面から3Dデータ化を行っています。

 ●手書きスケッチ・ポンチ絵(ラフスケッチやアイデア図)
 ●部品図(機械要素や部品の詳細図面)
 ●組立図(製品や装置のアセンブリ図)
 ●構造図(建築物や設備の構造に関する図面)

手描きの簡易なものから製造業の正式な図面まで幅広く対応しており、「古い図面だから無理かも」と思われる場合でもまずはご相談ください。

対応データ形式(納品形式)

3Dデータの納品形式も主要なCADフォーマットに幅広く対応しています。お客様の利用環境に合わせ、例えば次のようなファイル形式で納品可能です。

 ●中立フォーマット: STEP、IGES、STL など
 ●主要CADソフト形式: Parasolid、SOLIDWORKS、CATIA、Creo、NX、AutoCAD、DXF など

※上記以外の形式についても柔軟に対応可能です。特定のフォーマットが必要な場合はお気軽にご相談ください。

サービスの主な特長

本サービスには、他社にはない次のような特長があります。

スピード納品

図面の内容にもよりますが、最短1~2営業日程度で3Dデータを納品可能です。例えばA3サイズ程度の部品図1枚であれば、依頼後わずか1~2営業日で仕上げます。迅速な対応により、緊急の設計変更や試作にもすぐ対応できます。

NDA締結&厳重なセキュリティ管理

お預かりした図面は機密保持契約(NDA)を締結の上で取り扱い、社内の厳格なセキュリティ体制のもと作業されます。図面データは外部に漏えいしないよう万全を期しており、安心してご依頼いただけます。

3Dから2D図面作成も可能

作成した3Dモデルから、2D図面(DXFやDWG形式など)の生成サービスにも対応しています。過去の紙図面を3D化した後、そのデータから新たに製図を起こして図面を整備することも可能です。紙図面しかない古い製品でも、3Dデータと最新形式の2D図面をセットで揃えることで、設計資産のアップデートが図れます。

3Dデータ化の用途例

「紙図面3Dデータ化サービス」を活用することで、以下のような用途で大きな効果が期待できます。

設計変更業務の効率化

過去の紙図面をデジタル化しておけば、設計変更時に一から描き直す必要がありません。3D CAD上で修正すれば自動で図面も更新されるため、手戻り作業を削減できます。製品改良や派生開発のスピードアップに貢献します。

紙図面資産のデジタル化・継承

倉庫に眠る大量の紙図面を3Dデータとして復活させ、将来の設計資産として有効活用できます。紙媒体の劣化や紛失リスクをなくし、社内のナレッジをデータベース化して世代交代や設計者の退職による情報消失を防ぎます。

サプライヤー・社内他部署とのデータ共有

取引先や製造パートナーから3Dデータ提出を求められた際にも迅速に対応できます。また社内のCAE解析部署や生産技術部門ともデータ共有が容易になり、コラボレーションが円滑になります。DX化によって情報伝達のスピードが上がり、ビジネスチャンスの拡大にも繋がります。

製品図面の3D化とは?基礎知識についてご紹介

従来、製造業では紙の2D図面を基にベテラン職人が製品を作ってきましたが、この方法では経験や勘に頼る部分が多く、設計情報の共有にも限界がありました。現在ではデジタル技術の進歩に伴い、製品図面の3D化(2次元図面から3次元モデルへの変換)が広く推進されています。
3Dモデルを活用することで、設計の可視化や精度向上、試作コスト削減など多くのメリットが得られ、ものづくりプロセスの効率と品質を飛躍的に高めることが可能です。

製品図面を3D化する目的・メリット

製品図面を3Dモデル化する主な目的は、設計情報を立体的に表現して活用することで開発プロセスの効率化と品質向上を図ることです。以下に、3D化によって得られる代表的なメリットをまとめます。

 ●作業効率UP
  図面の読み取り作業や設計の手戻りを削減し、開発リードタイムを短縮できる。

 ●製造精度UP
  3D上で組立干渉や形状の整合性を事前検証でき、ミスや不良の発生を抑えられる。

 ●情報の一元管理
  図面・部品表・指示書などの情報を単一の3Dモデルに統合し管理できる。

 ●コミュニケーション向上
  視覚的に分かりやすい3Dにより社内外で設計意図を共有しやすくなる。

 ●コスト削減
  ミス防止や試作削減によって再加工コストを低減し、総合的なコストダウンに。

3Dモデルは平面の図面に比べて圧倒的に直感的でわかりやすく、空間把握が容易です。そのため、設計者だけでなく製造担当者や営業、顧客に至るまで関係者全員が同じ立体イメージを共有でき、認識違いや伝達ミスが減ります。

例えば製品の組立順序や部品間の干渉も3D上で事前にチェックできるため、現場での手戻りや不具合を最小限に抑えることが可能です。また一度作成した3Dデータは使い回しが利き、設計変更や類似製品開発の際に再利用することで設計工数の削減と開発スピード向上につながります。

さらに3Dデータから高品質なレンダリング画像やアニメーションを作成すれば、顧客提案やプレゼンテーション資料として活用でき、非技術者に対する訴求力も高まります。

このように、3D化は単なる図面の立体化に留まらず、設計・製造プロセス全般の効率化と品質向上、さらにはコミュニケーション強化やコスト削減に直結します。

使用される代表的なツール・ソフトウェア

製品図面の3D化には、用途に応じて様々なCADソフトウェアや関連ツールが用いられます。以下に代表的なツールとその特徴を紹介します。

SolidWorks(ソリッドワークス)

機械設計分野で世界的に普及している3D CADソフトです。直感的な操作性と強力な機能を備え、中小企業から大企業まで幅広く利用されています。

特に板金設計では折り曲げや展開図の自動生成など専門機能が充実しており、多くの板金加工会社で導入されています。医療機器業界でもトップシェアを誇り、品質重視の設計に貢献しています。

Autodesk Fusion 360

クラウドベースで動作する新世代の3D CAD/CAMツールです。CAD機能に加えて解析(CAE)やCAM(製造用ツールパス作成)機能も統合されており、試作品の設計から切削加工・3Dプリントまで一貫して扱えます。

スタートアップ企業や個人利用では無償/低コストで使えるプランもあり、手軽に導入できるのが特長です。

AutoCAD

図面作成ソフトの代名詞とも言えるAutoCADは、本来2D製図が中心ですが3Dモデリング機能も備えています。長年にわたり建築図面や設備図面で標準ツールとなってきた経緯から、現在でも2D図面資産を多く抱える企業で使われています。

AutoCADで描いた2D図面を元に3Dモデル化するケースや、逆に3Dモデルから2D図面を投影する用途でも利用されています。

CATIA(キャティア)

航空機や自動車の開発で定評のあるハイエンド3D CADです。複雑な曲面形状のモデリングや大規模アセンブリの扱いに強く、ボーイング社の航空機設計や国内自動車メーカー(トヨタなど)の車体開発にも採用されています。

高度な機能と引き換えに高価なため主に大企業で使われますが、極めて精密な製品設計が要求される分野で活用されています。

その他の主要CAD

上記以外にも、機械系ではPTC社のCreoやSiemens社のNX、Autodesk社のInventor、中堅向けのSolid Edgeなど多数の3D CADが存在します。また自由に使えるオープンソースのFreeCADや、デザイン寄りの3DモデリングソフトBlenderなどがあります。

図面の3D化はニッシリまでご相談ください。

紙図面しか残っていない場合でも、ニッシリなら高精度な3Dデータへ確実に変換できます。長年蓄積した紙図面をデジタル化することで、設計業務の効率化や情報共有のスピード向上など、ものづくり全体の生産性向上につながります。

「古い図面だから難しいかも…」という場合でも問題ありません。手書きスケッチから正式図面まで幅広く対応し、用途に合わせた最適な3Dモデルを作成します。

図面資産のDX化をご検討中の企業様は、まずはお気軽にニッシリへご相談ください。

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