- 2023年11月13日
- 更新日:2024年4月16日
安価な射出成形金型「エポモールド」
こんにちは!
早速ですが、開発者の皆さん!
こんな事でお困りではないでしょうか?
- 量産材料で数個試作したいが、金型費が高くて試作できない
- 数個だけバイオプラスチックで試作したいが、どこに手配したらいいか分からない
- リバースエンジニアリングを安価にしたい
- エラストマーの試作をしたいが、切削加工できない
- 試作費用を安くしたい
そんな方には「エポモールド」です。
「えっ エポモールドって何?」という方ばかりだと思います。
それもそのはず!
なぜなら、今年から始めた当社独自の加工技術だから!
改めて「エポモールド」を簡単に説明させて頂きます。
まずは、「エポモールド」にはこんなメリットがあります。
エポモールドのメリット
- 金型設計が必要なく、5万円から金型が製作可能!
- 成形の段取りが簡単で、1個から成形できる
- 入子対応も可能で、幅広い形状に対応できる
- インサート成形・2色成形もできる
- データがなくても加工可能、リバースエンジニアリングもできる
- バイオプラスチックも1個から製作可能
「金型設計が要らない」「成形が簡単」「データがなくても加工ができる」ってどんな加工方法なの?と思われると思います。
簡単に加工方法を説明させて頂きます。
エポモールドの加工方法
- マスター(製作したい製品)を切削加工で製作します。(製品があれば、マスターを製作する必要はなく、データは要りません)
- マスターに2液性の樹脂を流し込み、硬化させます。硬化後、金型からマスターを脱型したら樹脂型が完成です。
- ②で製作した樹脂型に簡易射出成形機で樹脂を流し込み、成形品を製作します。
※簡単に言いますと真空注型の工程とほぼ同じです。
製作実績
- 半導体部品(成形材料 PE)
- 医療機器(成形材料 PP)
- 電子部品(成形材料 ABS)
他にも、以下の材料での試作もしております。
- 2色成形(PP/エラストマー)
- インサート成形(板金/エラストマー)
- バイオプラスチック(ライスレジン・スチレン系バイオエラストマー
- TPS添加バイオプラ(キャッサバなど)
もちろんすべての形状が製作可能ではありませんが、さまざまな材料で成形実験中です。
「この材料で試作したい」「こんな成型をしたい」など、ご質問やご要望がありましたらぜひお気軽にご相談ください!
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株式会社ニッシリが運営する加工技術のご提案サイトです。
当社が70年間で培った製品知識や加工技術を元に、お客様の加工のご要望に寄り添います。『素材の試作や小ロット量産をしたい』『コストカットをしたい』『企画段階からサポートしてほしい』など、様々なご要望に対応させていただきます。
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