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ブログBLOG

  • 2023年7月20日
  • 【加工技術】金属の加工についてご紹介!

  • こんにちは!
    今回は我々の生活に欠かせない、多岐に渡る分野で使用されている「金属」の加工についてご紹介いたします。
    当社はシリコーンの専門商社でありながら、モノづくりにも注力しております。
    その中で実は金属加工も得意としているのです。
    取り扱い可能な材質はステンレス/鉄/アルミニウム/チタンなどなど…
    金属を使用した加工でモノづくりをしたい方はぜひ参考にしてください!

     

    ①切削
    切削は刃物状の工具を使用して、金属のかたまりを削り出す事で成形をする加工法です。
    加工方法は様々ですが、ここでは「フライス加工」と「旋盤加工」についてご説明いたします。
    初めに「フライス加工」では 加工対象を固定して回転する工具を当てて加工します。
    一方「旋盤加工」は加工対象を回転させて工具を当てて加工する工法で、シャフトやフランジなど円筒形の製品に向いています。
    切削はイニシャル費用がほとんどかからないため、試作や少量生産に適しています。
    ただし、大量生産不得意なため、目的に応じて活用ください。

     

     

    ②アルミダイカスト
    アルミダイカストとはアルミニウムなどの溶融金属を精密金型の中に充填して成形する加工法で、我々の生活に密に接する自動車関係や家電などで使用されています。
    金型作成によりイニシャルコストはかかりますが、金型を使用することで複雑な形状でも
    安価に大量生産可能、高い寸法精度が得られるなどのメリットがございます。
    成形品に表面処理を施すことで更なる強度を得ることも可能ですので、用途に応じた
    加工方法の選定が可能です!

     

    ③板金加工
    板金加工とは薄い金属の板を切ったり曲げたりする加工法で 、自動車のボディーやテレビやパソコンなどの電子機器、建築物など我々の身近な製品にも使われています。
    これを聞いて親近感が湧いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
    加工方法は様々ですが、基本的にはレーザーやプレス機械を用いて板金を切断する「抜き」や、板金を曲げて加工する「曲げ」、板金に圧力をかけて継ぎ目のない角形や錘形を形取る「絞り」、熱や圧力を加えて板金同士や他金属材料との結合させる「溶接」などを用いて製品を作っていきます。
    板金加工は材質や形状によって最適な加工方法を選定することで、様々なサイズや複雑な製品を加工できるため、ぜひご活用ください!

     

     

    ④二次加工
    切削や板金加工に加えて、当社では金属の性質を変える(硬さをあげる/錆びにくくする/見栄えをよくしたりするetc.)の二次加工も対応可能です。
    様々な加工法がございますが、今回はその中でも一部抜粋してご紹介させていただきます!
    対象物の表面に金属の薄い膜をコーティングすることで、強度や見栄えを良くする「メッキ処理」、他の金属と比較しても柔らかい傾向のあるアルミニウムの表面を酸化させて皮膜を形成する対摩耗や絶縁性を向上できる「アルマイト処理」、熱を加えて急速に冷却する事で金属の硬度を高める熱処理「焼き入れ/焼き戻し」などなど…+αで用途に合った特性を付与して、ご提案いたします。

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