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ブログBLOG

  • 2024年12月23日
  • 更新日:2025年2月4日
  • 樹脂加工

  • 【数量別】おすすめの加工方法!樹脂(プラスチック)編

こんにちは!
今回のブログでは樹脂(プラスチック)の加工方法について、作る数量別のおすすめを3つ解説します。
樹脂で部品を作りたい時にはぜひ参考にしてみてください!

①切削加工(1個~50個程度)

樹脂切削品(ABS)

1つ目の加工方法は切削加工です。
樹脂のブロックを刃物で削って製品を作る工法です。
おすすめポイントは金型を作る必要が無くイニシャル費がほとんどかからないことで、少量の製品を作りたいときに向いています。
材料もブロック材が入手できるものであればほとんど何でも加工できます。

その反面、製品1個当たりの単価は他の工法に比べると高いため、大量生産はあまり得意ではありません。
(ただし、簡単な形であれば切削でも安価に大量生産ができます。)

②真空注型(10個~200個程度)

真空注型品(カメラ部品)

2つ目の加工方法は真空注型です。
シリコーン製の型を使う加工方法で、切削加工よりも量産性に優れます。
一つの型で生産できる数は20~25個程度で、それ以上の数を作りたい時には型を複数用意するのも特徴です。
切削では少し多いけれど、金型を作るほどではない数量で製品を作りたい時に向いています。

欠点は材料に制限があることで、使えるものはウレタン・エポキシ樹脂に限られてしまいます。
ただ、最近ではガラスやカーボンの繊維を混ぜた材料も出てきており、まだまだ発展性のある加工方法です。

特設ページに詳しい解説や動画もありますので、ぜひご覧ください!
「真空注型」特設ページ

③金型成形(50個~)

射出成形品

3つ目の加工方法は金型成形です。
文字通り金型を作って製品を作る金型で、樹脂で製品を作る時の最も一般的な工法と言えます。
大量生産が得意で、一度金型ができてしまえば他の加工方法に比べて圧倒的に速い速度で製品を作ることができます。
また、使用できる材料にもほとんど制限がありません。

欠点はやはり金型を作らなければならないことで、イニシャルコストが他の加工方法に比べて高くなってしまいます。
当HPではイニシャルコストのデメリットを軽減した「カセット金型」についてもご紹介しています。
「カセット金型」特設ページ

今回は樹脂の代表的な加工方法3つについてご紹介してみました。
ご紹介したもの以外にも、当社では試作・小ロット向けの独自工法「エポモールド」など、さまざまな加工方法でのご対応が可能です。
他の加工方法についてもHPでご紹介していますので、ぜひご覧ください!
特設ページ一覧


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