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ブログBLOG

  • 2025年4月22日
  • 更新日:2025年4月22日
  • 加工方法

    樹脂加工

  • PC樹脂とは?特徴や加工方法をご紹介!

こんにちは!
前回のブログ記事では、ABS樹脂についてご紹介させていただきましたが、ご覧いただけましたでしょうか?
ABS樹脂での試作やモノづくりをご検討の際には、ぜひ弊社の活用をご検討いただけますと幸いです!

さて、今回も引き続き特徴的な樹脂についてご紹介させていただこうと思います。
今回選ばれたのは……「PC樹脂」です!
通称ポリカーボネート樹脂と呼ばれるこちらの樹脂、どんな特徴があるか、早速見ていきましょう!

①PC樹脂とは?

PC(ポリカーボネート)樹脂は熱可塑性エンジニアリングプラスチックの一種で、自動車部品(ヘッドランプレンズ・メーターパネル)や防衛関係(防弾ガラス)、生活雑貨(眼鏡・カメラレンズ)などに使用されています。
(著者は幼いころからメガネっ子なので、大変お世話になっています)

高い透明性(白や黒などもありますが……)と耐衝撃性を兼ね備えている、私たちの生活に欠かせない樹脂です!

ヘッドランプレンズ
防弾ガラス
眼鏡

②PC樹脂の特徴

幅広い分野で使用されているといることもあり、かなり特徴のある樹脂です。
どのような特徴があるのか、見ていきましょう!

  • 高い透明性(ガラスと比較して軽量なため、ガラスの置き換えなどでも広く活用されています)
  • 高い耐衝撃性(他樹脂やガラスと比較して50~200倍とされることもある耐衝撃性を有しており、熱可塑性樹脂の中ではトップクラスです)
  • 高い自己消火性(火がついても燃え上がることはなく、徐々に炎が小さくなるため、電子機器の機構部品や筐体部品への採用が多いです)

かなり物性に優れた樹脂だということが分かりますね!

一方で、前回ご紹介したABS樹脂同様、非晶性樹脂のため有機溶剤への耐性が低く、屋外で使用する際は黄変のリスクがあるため、用途に応じてご選定ください。

③当社の加工方法

簡単にPC樹脂についてご説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
このブログをご覧になられている方の中にも、PC樹脂を使用してモノづくりをする際に
「この条件だとどの工法がいちばん効率的なのかな?」「加工方法の選択肢を広げたい……」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

前回と類似した内容ではございますが、ぜひ下記工法をご検討ください!

株式会社ニッシリでは、下記工法を取り揃えて最適な加工法をご提案させていただきます。

  • 切削
  • 真空注型(ライク材)
  • カセット金型/量産金型

ブロック材の切削加工では、ABS樹脂同様に弱みであった耐薬品性を活かして、分割製作のパーツを溶剤で溶かして貼り合わせることも可能です。
また、切削や金型で製作した製品への塗装や印刷なども、弊社で一貫してご対応可能です!

ぜひお気軽にお問い合わせください!
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加工方法についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください!
加工方法の一覧ページはこちら


“加工のすすめ”とは?
株式会社ニッシリが運営する加工技術のご提案サイトです。
当社が70年間で培った製品知識や加工技術を元に、お客様の加工のご要望に寄り添います。『素材の試作や小ロット量産をしたい』『コストカットをしたい』『企画段階からサポートしてほしい』など、様々なご要望に対応させていただきます。

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